JNB(ジャパンネット銀行)のトークンは超最悪!

JNBは2000年に開業した、わが国ではネット銀行の草分け存在。実は、長いこと放置状態だったのですが、(メガバンクが”ボッタクリ振込手数料”なので)久ふりに使ってみることに・・。さっそくパソコンからログイン・・「ああ・・まだ生きてた・・」。次に、振込みには「トークン」が必要ということで、引き出しからひっぱり出してみたら、電池切れ・・(当たり前か・・)。当初のごつい「キー型」のトークンから、「カード型」に変わっているみたい・・。まあ、しょうがない・・「トークン切り替え」手続きをネットから申請・・、と、ここまでは何ら問題なし。お話しは、新しいトークンが届いてからになります。

そして、届いたのがこちら・・「薄!!」
クレカと同じ薄さ・・「これ、ダイジョウブなん?」。一瞬、いやな予感がしたので「動作確認」・・①をポチリ・・「あれ!?②に数字が出てこない・・!」

「まあ、これだけ薄ければ、不良品もあるだろうな・・」と前向きにとらえ、とりあえず、再交付のためにサポセンに電話連絡。ここからが、泥仕合の始まり!

JNBの言い分:
① 輸送途中に破損した。
② (客が)台紙からはがす時に力を加えたために破損した。

要は、自分たちが「不良品」をよこしたという認識がないばかりか、故障の原因は郵便局と私だと言わんばかり!。

「すみません・・封筒に破損の跡は見当たりませんし・・私も、台紙から剥がす前に①を押したんだですがね・・」まあ、その場は、再交付ということになりましたが、当日が金曜日だったため、「送付までに2営業日頂きます・・」とのこと。
「えっ、今日(金曜日)発送じゃないんですか?代替品、発送するだけでしょ!?」というクレームも簡単に流されて、結局は発送は翌週の水曜日、到着は金曜日になってしまいました(この間、必要な振込みがすでに1週間延ばされたことになります)。

そして、金曜日、郵便書留で届きました(実際の受取りはその日の夕方)。
やれやれ・・この前の悪夢がよぎり、慎重に開封、おもむろに①(スイッチ)をポチリ・・「出ない!数字が出ない!!」 すでにサポセンの営業時間が過ぎていたので、土曜日の朝イチで電話!お決まりの「お詫び」の後・・

JNBの言い分:
① 輸送途中に破損した。
② (客が)台紙からはがす時に力を加えたために破損した。

要は、自分たちが「不良品」を”二度も”よこしたという認識がないばかりか、またしても故障の原因は、郵便局と私だと言わんばかり!。

更に、発送が今日(土曜日)ではなくて、やっぱり週明けの2営業日後の水曜夜に発送とのこと・・さすがに、この時点でブチ切れモードに突入!

「普通なら、こんな大失態をやらかしたのなら、その日の内に宅急便ででも発送するか、営業日があるのであれば、せめて「月曜午前中発送」が常識と言うもんでしょう!?」あまりの剣幕に、サポセンのおねーちゃんが「上席」のところにすっ飛んで行って火曜日発送にしたらしいけど・・(できるんじゃん!)、それにしても、手元に届くのは木曜日が最短でしょう・・また、振込みが1週間遅れ・・。

まあ、サポセンのおねーちゃん苛めても、なんの進展も得られないので、早々に電話を切りましたが・・。このJNBというネット銀行・・態度とシステムの悪さはメガバング並み・・たぶん、使わないだろうし、他人にも勧めたくはないですね。ここでJNBの問題点をいくつか・・願わくば、JNBの幹部がこの記事を見て、改善につなげて頂きたいところ。

<① サポセンのマニュアル対応は、よけいに腹が立つ。>
ここに限ったことではありませんが、こっちはクレームを入れているのに、その真意を理解しようともせずにマニュアル通りに、ユーザーに責を押し付ける態度が気に食わない。サポセンねーちゃんが、なんの権限も持っていないことは百も承知なのだから、マニュアルを超える対応が必要な場合は、さっさと上席なりなんなり、権限を持った人間に回した方がお互いのためだと思う。

<② JNBのトークンは機構的問題あり>
これは、トークンの実物の写真ですが・・この”薄さ”に何の意味があるのでしょうか?(避妊具じゃあるまいし・・)
今回、立て続けに”不良品”が送られてきた(実際、振込み遅延という機会損失を被っている)と言うことは、かなりの不良品が出回っていることは想像に難くない。例えば”電化製品”なら「回収」になってもおかしくないレベル。
それでもって、「(壊れやすいから)財布には入れるな」とか、意味不明な注意書きがあるし、これで「10年間」もつ電池が入っているとは、とても信じられない。

日本でも、海外でも、銀行のトークンと言えば、5mm厚ぐらいで、ボタン電池が入っているのが普通である。どういう発想で、こんなペラペラの貧弱なトークンにしたのか理解しかねるが・・こんなものが差別化と考えているなら、大きな勘違い。また、壊れやすいのは明らかなので、例えば携帯していて壊れた場合、再交付までに1週間以上かかるとなると・・その間、銀行の「振込み」という基本的な機能を果たせないわけですから、それこそ罪が重いと言わざるを得ない。

さらに、このトークンは銀行にストックされているのではなく、彼らの言うところの”工場”から発送されているらしい。そうであるなら、そこで本当に発送前に”動作確認(要は①を押すだけの話)”をしているのか、大いに疑問。立て続けに2件も同じ宛先に発生していること自体、品質管理上も大問題のはず。

<③ トークンの発送がゆう貯の書留だけ>
このトークンは、利用者が登録して初めて効力を発揮するものであるから、(ユーザーが)登録する前は、単なる”数字を出すカード”でしかない。初回の郵便書留については、しょうがないにしても、今回のような立て続けの”異常事態”であれば、宅急便でもなんでも使えば、本人確認もできることだから、発送には何ら問題ないはず。こういうユーザー目線に立てない銀行は、ネット銀行と呼べるものではない。

<④ そもそも論、なんで”トークン”なんだろう?>
ネット銀行は、そのスピードが信条のはず。パソコンでの口座操作の際、いったん「トークン操作」というマニュアル作業を入れるのに、何の意味があるのだろう?例えば、「楽天銀行」などは、メールでワンタイムパスワードが送られてくる・・これで十分なはず。セキュリティのリスクよりも、トークン故障で「振込ができない」リスクの方がよっぽど大きい。そうであれば、JNBはメインとして使えないという結論になるだろう。

来週、3度目のトークンが送られてくるそうだ・・その顛末は、また、お知らせします。